話しているうちに、彼はコロンと横になった。
話し続けていたんだけど、返事がない。。
ねぇ、とおでこを触りながら近づいたら、すーすー寝息をたてて寝ていた。
ギリギリまで遊んで、こてんと寝て。子供みたいだナ。
あなたの可愛い寝顔を見ながら、
「あなたが存在してくれている、この世界はなんて輝いてるんだろ。」
って考えた。本人には、くさくてとても言えやしない。
だけど、いてくれる。というただそれだけで感謝出来た事は初めて。
あなたは私にとって、世界で一番キレイな水をたたえるオアシスだよ。
あなたを目指して、私は旅を続けられるんだ。
おでこにそーっとキスをして、私も眠った。